【遺言書とは】
遺言は、生涯において築いた財産を誰に渡すのか書面にし残す文書のことです。自分が死んだ後、どうしてほしいかも書くことができます。しかし何でも書ける訳ではありません。法律では遺言できることを定めています。代表的なものは、土地建物、現金、預金などの財産の承継です。どの財産を誰に渡すのかを決めます。妻や子供に財産を渡したり、特にお世話になった方へ財産を渡すのもいいでしょう。
他に付言事項といって、法的な効力はありませんが残された人に対しメッセージを書き残すことができます。例えば、いままでありがとう、葬儀はしない、残された妻を大事にしてほしい、などです。
遺言は15歳以上であれば、いつでも書くことができ、何度でも書き直すことができます。遺言がないと、残された相続人間でもめたり、うまく財産を引き継げない場合もあります。そうした意味でも遺言はとても重要なものなのです。